日台の絆をより深く…



 NPO法人徳島県日華親善協会会長の井上武です。日本と台湾、徳島と台湾の絆をより深く、強固にするために、会員のみなさんと一丸となって交流活動や親善活動に頑張りたいと思います。

 徳島は歴史的に台湾との繋がりが深く、明治時代には国策移民の第一号として、多くの徳島県人が開拓民として、現在の花蓮県・吉安郷に移住しました。記録によると徳島からの移民は気さくな人間性で、先住民と親交を深めたと言われます。台湾の地で生まれた二世、三世は後に「湾生」と呼ばれ、特に深い思い入れがあると聞いております。

 徳島県人が移り住んだ場所は、吉野川にちなみ「吉野村」と呼ばれました。現在は「吉安郷」という名称に変わっております。移民の菩提寺として建立された「真言宗慶修院」は、いまもなお地元の人々の手で大事に運営されています。

 徳島市と吉安郷は現在、友好都市締結に向けて動き出しています。今年3月には、吉安郷から郷長をはじめとする十数人の親善訪問団が徳島市長を表敬訪問し、今後の交流活動について活発に意見交換を行いました。

 台湾のみなさんには、先の東北大震災や熊本大震災など、日本で発生した災害に対し、心温かいご支援を頂きました。日本からも花蓮地震や台湾南部地震の際に支援を送るなど、被災時の相互支援関係がより強固なものになっています。

 地域間交流が進む日台関係。相互往来人数も右肩上がりで増えつつあります。徳島県日華親善協会も、今後さらに交流活動をパワーアップし、日台の心の絆造りに邁進していきたいと考えております。

 



井上 武
Copyright Tokushimaken Japan-Taiwan Friendship Association 最終更新日 2018.08.09